本文へスキップ

表面利率とは(利回りとの違い)

表面利率とは(利回りとの違い)



表面利率とは

表面利率(読み方:ひょうめんりりつ|英語:coupon rate/coupon yield)とは、債券額面金額に対する1年分の利子(貸した金銭に対する報酬として貸主が借主から一定の割合で定期的に受け取る金銭)の割合(利率)のことです。表面利率は債券に記載されており「クーポンレート」とも呼ばれます。

例えば、額面金額(債券の金額)が100万円で、1年間に2万円の利子が支払われる債券の場合、表面利率は2%となります。



表面利率の決定要因

表面利率は、その債券の発行体や年限によって変わりますが、国債の表面利率は、その国債の発行時の市場実勢によって決定され、流通利回りをもとに発行体の信用度等が加味されて決定されます。



表面利率と利回りの違い

表面利率とは、額面金額に対する1年分の利子の割合(利率)のことです。一方、利回りとは、1年あたりの運用益の割合のことです。貸したお金に対する収益の割合を示すもので、ある期間に得た利息や収益の一年間の平均値を額面金額(元本)で割って計算されます。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ


動画で解説ーYouTube−





関連記事









姉妹サイト「株式マーケットデータ」の公式SNSです。



株式マーケットデータは、わかりやすい解説を見ながら投資のデータ分析できるサイトです。他にないデータを数多く揃えており、投資に役立つ情報をお届けしますので、よかったらフォローしてください。






公式Threads(スレッズ)はこちら
公式インスタグラムはこちら













← 国債の相場へ戻る | トップ | 長期金利とはへ進む →


※その他「債券」に関する記事は以下


債券


基礎知識

はじめに

国債の基礎知識

景気と金利と株価の関係

為替と金利の関係

不動産と金利の関係

金融緩和と金利の関係

カネ余りと金利の関係

債務不履行(デフォルト)とは

国債の相場


表面利率とは(利回りとの違い)

債券・金利をもっと(1)

長期金利とは

長期金利の上昇要因

長期金利の下落要因

短期金利とは

中立金利とは

レポ取引・レポ金利・レポ市場とは

債券・金利をもっと(2)

国債入札とは

国債入札のマイナス利回りによる影響

プライマリー・ディーラー(国債市場特別参加者)とは

日本10年国債とは

米国10年国債とは

米国2年国債とは

割引債とは(ゼロクーポン債・ディスカウント債)

利付債とは

固定利付国債(確定利率国債)とは

物価連動国債(インフレ連動国債)とは




債券・金利をもっと(3)

赤字国債とは・建設国債とは

政府(財務省)が国債の発行を増やしたら?

イールドカーブ(利回り曲線)とは

順イールドとは

逆イールドとは

イールドスプレッドとは

イールドレシオとは

ジャンク債とは(債務不履行率上昇に警戒)

偶発転換社債(CoCo債)とは

EB債(他社転換社債)とは

永久債とは

財投債とは

借換債とは

金利リスク(金利変動リスク)とは

長期プライムレートとは

社債の金利の決め方(金利上乗せによる影響)

債券・金利をもっと(4)

公社債種類別店頭売買高とは(解説と見方)

債券市場サーベイとは

グリーンボンドとは

債券・金利をもっと(5)

VaRショックとは

クラウディングアウトとは