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TLACとは(TLAC債とは)CONCEPT

TLACとは

TLACとは

TLAC(読み方:てぃーらっく|英語:Total Loss-Absorbing Capacity|意味:総損失吸収力)とは、日米欧などの金融当局がつくるFSB(金融安定理事会)が制定した資本規制のことです。経営難に陥って破綻すれば金融市場への影響が大きくなってしまう巨大銀行に対し、破綻した場合に公的資金を使って救済しなくても済むように、資本や社債の積み増しを求める規制のことです。

TLACは、銀行に資本や社債の積み増しを求める規制ですので、銀行側は資本や社債の割合を増やさなければなりません。追加の資金調達が必要となり、債権者(資金提供者や預金者)を募ることとなりますので、TLACは銀行の破綻時に公的資金を使わないように、債権者(資金提供者や預金者)が負担を負う仕組みとなっています。

TLACの対象となるのは世界の大手銀行30行で、日本では3メガバンクのみずほFG、三菱UFJ、三井住友FGがその対象となっています。






TLAC債とは

TLACの対象となった銀行は、資本や社債の割合を引き上げなければなりません。このTLACに対応するために銀行の持ち株会社が発行する社債を「TLAC債(てぃーらっくさい)」といいます。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ

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