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ドルコスト平均法とは(メリットとデメリット)CONCEPT

ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法(英語:dollar cost averaging)とは、価格変動のある商品を定期的に「一定額」で長期にわたって買い付ける投資法のことです。一定の金額を一定の時間間隔で投資する方法であるため、主観的な反案を排除した機械的な投資法の一つです。


例)

  • 毎月10万円ずつ買い付ける:ドルコスト平均法
  • 毎月10株ずつ買い付ける:ドルコスト平均法でない

どんな銘柄で使える?

ドルコスト平均法は、平均回帰的な動きをしている金融商品を投資対象にする場合に有効な投資法です。一方、価格がトレンドを持っている投資対象には必ずしも優位になるとは限らない投資法でもあります。







ドルコスト平均法のメリット@ー取得単価が平準化されるー

ドルコスト平均法は「一定額」で買い付ける点に特徴がある投資法で、「一定量」で買い付けるより、平均の取得単価が下がるのが特徴です。定期的に一定額で買い付けるドルコスト平均法では、価格が安い時にたくさん買え、高い時には少ししか買えませんので、結果的に平均の取得単価が平準化されます。一方、定期的に一定量で買い付ける方法では、価格が安い時も高い時も同じ量を買うので、ドルコスト平均法に比べて平均の取得単価が高くなるので効率的ではありません。


ドルコスト平均法のメリットAー買うタイミングがわからないくてもいいー

ドルコスト平均法は、いわば積立て方式です。株式などの証券を買いたいけどまとまったお金がなかったり、買うタイミングがわからない、といった場合に適しています。
また「長期にわたって買い付け」ますので、継続的でリスクが分散された投資となり、プロでもベストなタイミングを見極めるのが難しい「買うタイミング」も「定期的」ですので気にする必要がなく、株式などリスクの高い証券の購入方法としてはとても優れた投資法です。買うタイミングがわからないから躊躇して投資できない、といった心配がありません。

ただ、それでも怖い場合は、少額から始めるのがいいです。株式だけでなく、投資信託などであれば1万円程度から始めることが可能ですし、証券会社や銀行が提供している少額から始められるサービスを利用すれば少額から始めることが可能です。


ドルコスト平均法のメリットBー複利運用できるー

また、株式の場合は配当があり、投資信託であれば分配金があります(ない場合もある)。この配当や分配金も再投資すれば複利運用も可能です。ゆえに、長期的な投資法としてドルコスト平均法は有効です。






ドルコスト平均法のデメリット

ドルコスト平均法のデメリットは、投資期間における価格動向によって投資成果が変わってくることです。

また、相場が一方通行に動いた場合は効率が悪くなります。価格が下落し続けている場合は損失が膨らみ続けますし、価格が上昇し続けている場合は、相場を追いかける形で買い付けを行うため取得単価が高くなっていき、有効な投資法とは言えなくなります。単純に上昇トレンドが続くなら、最初の段階でたくさん投資しておいた方が効率は明らかによくなります。ドルコスト平均法は、基本的にはボックス相場の場合に効果が発揮される投資法です。

将来の相場展開がわかる人であれば、また、常に相場が当てられる人であれば、ドルコスト平均法は有効とは言えません。ただそういった人はほぼいないと思いますので、ドルコスト平均法は利用価値があります。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ

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