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英国がEUを離脱した場合の影響CONCEPT

英国がEUを離脱した場合の影響

英国のEU離脱のことを「Brexit(ブレグジット)」と言いますが、英国がEUを離脱した場合、どういった影響が出てくるでしょうか?







英国がEUを離脱した場合の影響について

英国の名目GDPはEUの2割弱で、英国の輸出の4割以上はEUが占めています。ゆえに、英国がEUを離脱した場合はそれだけ経済に影響が出ることが考えられますし、英国の企業の輸出競争力低下も懸念されます。
加えて、英国のGDPの1割を占める金融業への影響も懸念されます。英国ではユーロ建てでの金融取引が盛んであるため、英国がEUを離脱したことによって英国に拠点を置くメリットが薄まれば、海外移転が加速する可能性が高くなりますし、英国から資金を逃避させるためにポンド売りの圧力が強まったり、海外から英国への不動産投資の引きあげが加速する可能性があります。

また、英国のEU離脱は日本企業にとってもマイナス要因となりやすいです。というのも、EU市場への足掛かりとして英国に拠点を置く日本企業は多いので、英国がEUを離脱した場合は日本企業の輸出コストが増加したり、英国やEUへの事業の見直しも考えられますし、英国のEU離脱は大きなリスク要因ですので、円高圧力がかかりやすく収益面での下押し圧力がかかりやすくなることが予想されます。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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