インデックスファンドとは
インデックスファンド(英語:index fund)とは、指標や指数と連動することを目的とした投資信託のことです。株式市場には、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などの株価指数があります。これらの株価指数は「インデックス」とも言われるのですが、これらの動きと投資信託の基準価額が連動するように作られた投資信託を「インデックスファンド」と言います。
|
インデックスファンドの特徴
日経平均株価と基準価額が連動するインデックスファンドを「日経平均連動型」、TOPIXと基準価額が連動するインデックスファンドを「TOPIX連動型」と言います。
例えば、日経平均連動型のインデックスファンドの場合、日経平均株価が上昇すればインデックスファンドの基準価額も上昇し、日経平均株価が下落すればインデックスファンドの基準価額も下落します。日経平均株価やTOPIXは、ニュースや新聞などで毎日値動きが報道されていますので、インデックスファンドは値動きや仕組みがわかりやすい投資信託、という特徴があります。
また、個別銘柄に投資するのではなく、日経平均株価やTOPIXなど株式市場全体を売買するイメージなので、日経平均株価やTOPIXを見ていれば、自分が購入したインデックスファンドの基準価額が上昇しているのか下落しているのか把握しやすい特徴もあります。ゆえに、投資信託初心者の方でもわかりやすい投資信託となっています。ただし、インデックスファンドは、そのインデックスファンドが対象としている指標や指数に連動する投資信託であるため、運用成績は指標や指数の動きと同じような成績となります。
インデックスファンドは少額からでもOK
日経平均連動型やTOPIX連動型だけでなく、さまざまなインデックスファンドが販売されていますが、インデックスファンドは、おおむね1万円程度から購入することができますので、少額から投資信託に投資することができます。また、インデックスファンドはノーロードのものも多いので、比較的手掛けやすい投資信託でもあります。また、毎月積み立てのようにして(ドルコスト平均法)購入していくインデックスファンドもありますので、投資スタイルに合わせて購入することもできる便利な投資信託です。
|