トウモロコシは大豆同様、コモディティの穀物としては代表格的な存在です。米国は世界への輸出量で言えばその7割を占めます。中国などは国内で消費されるものがほとんどであり、輸出量で言えばアルゼンチンが米国に次ぐ多さとなっています。 トウモロコシは、生産量の8割が家畜の飼料用として使われます。飼料用以外の用途としては、工業用アルコール(エタノール)の原料として飲料の甘味料として使われることが多いです。
トウモロコシは大豆同様に穀物ですので、収穫量は天候に左右されやすい面があります。特に、トウモロコシの生産量世界一の米国の天候には注意を払っておく必要があります。 また、穀物は世界的に人口が増えている局面では需要が高まり、価格が上昇しやすいです。逆に、人口が減少傾向にあれば価格は下落しやすい性質があります。
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経済指標を見て相場を予測しよう
はじめに
コモディティ相場の分析
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原油価格の見方と違い(WTI原油・ドバイ原油・ブレント原油)
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原油安による石油会社・シェール会社への影響
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コモディティをもっと分析する(2)
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