現物とは現物(読み方:げんぶつ|英語:spot commodity)とは、実際にある商品のことをいいます。 現物取引とは現物取引(げんぶつとりひき)とは、市場で実際にある商品による取引のことをいいます。 |
例えば、服屋さんで服を買ったりスーパーで食品を買ったりするのは、実際にある商品を取引しているので、それらはすべて現物取引です。
通常、現物取引を「現物取引」と言ったりすることはありませんが、株式市場では頻繁に「現物」という言葉が使われます。それは、株式市場では現物である株式を売買するほかに、先物取引やオプション取引、スワップ取引などのデリバティブ取引、また、信用取引などの取引もあるため、それらと区別するために一般の株式の売買を「現物取引」といっています。
また、デリバティブとは「金融派生商品」ですので、派生した金融商品があるということになります。先物取引などは、実際に受渡しを前提とした取引なので、受渡せる原資産が必要となります。それを現物といいます。
:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ |
姉妹サイト「株式投資大百科」より
→先物の市場についてーCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)とはーへ進む
←先物取引とはへ戻る