LIBORとはLIBOR(読み方:ライボー|英語:London Interbank offered rate)とは、ロンドン銀行間貸出金利のことで、銀行に対して貸出をする際の金利として国際的に基準とされやすい金利です。LIBORは、有力な銀行間の貸出金利の平均値をとったもので、銀行間ではその金利を支払えば必要としている資金が調達できるとされています。 |
金利スワップでは、変動金利の基準としてLIBORが使われることが多いです。なぜLIBORが使われるのかというと、スワップがはじまったのがロンドンだったからです。ロンドンでは世界の多くの通貨も取引されているので、各国の通貨でLIBORが算出されているという面もLIBORが使われる理由となっています。LIBORは一日に一度、ロンドン時間の午前11時に公表され、通貨別・期間別に表示されます。スワップで多く用いられるのは3ヶ月物と6ヶ月物ですので、その2つは短期金利の指標として注目度が高いです。
ちなみに、東京市場での銀行間貸出金利は、TIBOR(タイボー:Tokyo Interbank Offered Rate)です。日本ではLIBORと合わせてみられることの多い指標です。
2020年7月6日、BOE(イングランド銀行)は、LIBORの代替指標である「ポンド翌日物平均金利(SONIA)」について、複利指数を2020年8月3日から公表すると発表。同指数は、一定の期間運用した場合の複利を求めるのに役立つ。SONIAは、金融機関同士で短期のポンド資金を貸し借りする無担保翌日物取引の平均金利で、SONIAでお金を一定期間運用し続けた際の、日々の複利の運用成果を指数にしたものである。2時点の指数の比を使うことで、その期間の複利計算が簡便にできる。
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