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損益計算書から危険を察知する

損益計算書から危険を察知する

これまで解説してきた損益計算書から、投資をする際、危険を察知するにはどうすればよいか、ポイントを上げておきます。


営業利益より営業外収益が多い会社は、注意が必要となります。本業ではなく、本業ではない副業の方が儲かっています。副業の方が儲かっていて、財テクがうまい企業とも言えるのですが、 本業がにっちもさっちもいかなくて、副業に手を出すしかないのかもしれません。投資家は本業での利益も重視しますので、こういった株に手を出すべきではありません。


特別利益が 少なく営業外収益が異常に少ない場合は、何か投機的なことで大きな損失を出している可能性がありますし、取引先が倒産してしまって、未収金をあきらめた可能性がありますので注意が必要です。この場合、決算書にその原因が書かれているかと思いますので、そちらをチェックしておく必要があります。その内容によっては、株価は大きく変動する可能性があります。






営業利益が減っていて、特別利益が今期だけ多い場合、本業で稼げない分を資産を売って穴埋めしている可能性があります。営業利益が減っているということは、 本業で稼げていないことを示しますので、株価にとってはマイナス要因です。特別利益が今期だけ多い場合は、その内容を決算書を見て確認する必要がありますが、その内容が営業利益の穴埋めのような利益の出し方であるなら、数字面だけの誤魔化しの可能性がありますので、こういった企業への投資は控えるべきです。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ

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