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米国決算の見方と特徴(日本株への影響)

米国決算の見方と特徴

米国企業の決算は、日本企業の決算より2週間程度先行して発表されるので、日本企業の決算を占う上で注目すべき決算となります。ゆえに、日本株を手掛ける上で、その見方や特徴、日本株への影響をひと通り把握しておいた方がいいので、当ページで解説します。投資の際の参考にしてください。

ただし、当ページの内容は作成時点において当サイト運営者の頭にある相場の見方について解説しますので、作成後に何か忘れていたことがあれば、後日、加筆・修正する可能性があることは予めご了承ください。また、当ページの内容通りに相場が動く、といったことではありませんので予めご了承ください。






見方と特徴

米国企業の決算は、事前にプレアナウンスメントがある

米国の企業は、決算発表によって株式市場相場が大きく変動しないように、事前に決算の予想を企業側がプレアナウンスメントします。それによって悪い決算であれば大幅な株価下落を防ぐようにしています(日本企業も徐々にその方向に向かい始めています)。

米国企業の決算内容と株価は基本的には逆に動きやすい

事前のプレアナウンスメントによって決算内容はある程度把握されていますので、米国企業の決算発表の際は、悪材料が出れば材料出尽くしで買いが入りやすくなり、良い決算であれば材料出尽くしで売りが入りやすくなる傾向があります。ただし、米国企業の決算は事前のプレアナウンスメントと結果が大きく変わることがよくあるので注意が必要です。その場合、株価はサプライズとして大きく変動しやすくなります。

第1四半期決算は注意

米国企業の第1四半期決算は、あまり良い数字が出ないことが多いので注意が必要です。ただ、それは投資家も把握しており、期待値が低いため、イレギュラーな展開となりにくい傾向があります。

キャタピラーの決算に注目

キャタピラーの決算は、米国景気のみならず、世界景気の先行指標として見られやすいので注目度が高いです。

日本の関連銘柄との連想が働く

米国企業の決算は、日本企業の決算より2週間程度先行して発表されるので、日本企業の決算の先行指標として見られることが多いです。米国企業の決算が良いと、それに関連する日本企業の決算も良いだろうという連想が働き、先行して決算の状況を占うことがで きますので、米国のどの企業の決算が日本のどの企業の決算を占う参考になるのか、以下に記しておきます。


米国企業 連想される企業
キャタピラー(建設機械) コマツ、日立建機など
アルコア(非鉄) 住友鉱山、三菱マテなど
ユナイテッドテクノロジー(航空機械) 三菱重工業など
JPモルガン・ゴールドマンサックス 三菱UFJ、みずほ、三井住友、野村HDなど
アップル(電機) ソニー、東芝など
インテル・IBM・グーグル 東京エレク、イビデン、ヤフーなど
テキサスインスツルメンツ(半導体) NEC、富士通など
コーラ アサヒ、キリンなど
ジョンソン&ジョンソン・エスティローダー(化粧関連) 資生堂、花王など
ファイザー(製薬) 武田、アステラスなど

:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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