格付け機関とは
国債は安全な資産として捉えられることが多いですが、本当に安全かどうかはわからないものです。そこで、各国の国債が本当に安全かどうかを評価する機関があります。それを「格付け機関」と言います。この格付け機関による国債の格付けが上がればその国の信用が上がりますので、国債の安全性が高まり、リスク回避の資産として買われやすくなります。逆に、国債の格付けが下がればリスクが高いとされ、リスクを取れる環境でなければ買われにくくなります。
国債の価格と金利の関係
国債には、国債の値段である「国債価格」と、国債を買った人が利率としてもらえる「国債金利」があります。
国債価格が上がるということは、その国の国債に人気が集まり、国債価格が高くても買いたい人がいるということなので、国債が買われている状況を示し、その裏返しとして国債金利は下がるということになります。
逆に、国債価格が下がるということは、その国の国債が不人気となり、国債価格を安くしないと買ってくれる人がいないので国債が売られている状況を示し、その裏返しとして国債金利は高くなければ買ってくれないので国債金利は上昇します。
国債の利回りの推移
日本や米国の国債の利回りの推移は、当サイトの姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで確認できます。
金利特集
金融商品に投資する場合に必ず見ておかなければならない「金利」に関する主な記事を集めてみました(姉妹サイト含む)。
|