リスクとリターンの関係金融商品のリスクとリターン(利益)は、相関関係にあります。大きなリターンを期待すればその分リスクが高くなり、リスクを抑えればリターンも小さくなる関係にあります。要するに、ローリスクローリターン、ミドルリスクミドルリターン、ハイリスクハイリターンとなります。これが崩れることはありません。ローリスクハイリターン、ハイリスクローリターンは成立しないのです。そういった金融商品があれば詐欺だと捉えるべきです。 |
投資信託は、その種類にもよりますが、通常は株式よりもリスクが低く、預金に比べてリスクが高い金融商品とされています。株式と同様に元本(がんぽん)保証のない金融商品ですが、投資信託は分散投資するので、損益は金融商品同士で相殺され、株式よりリスクは抑えられリターンも小さい、預金はペイオフの範囲で元本保証とその利息が保証されているので、元本保証のない投資信託は預金よりリスクが高く、リターンは大きい金融商品と位置付けられています。
つまり、預金はローリスクローリターン、投資信託はミドルリスクミドルリターン、株式はハイリスクハイリターンと考えるのが一般的です。
投資信託は少額から投資することができますし、プロのファンドマネージャーが分散投資で運用するので、リスクはある程度抑えることができ、リターンは大きくなりにくい金融商品です。ただし、投資信託は種類が膨大ですので、リスクの高い投資信託もあれば、リスクが低い投資信託もあります。平均的にはミドルリスクミドルリターンであるということです。また、投資信託はファンドマネージャーが運用しますので、ファンドマネージャーの手腕によってリスクの度合いが変わることも意識しておかなくてはなりません。
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