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ブル型ファンドとは

ブル型ファンドとは

ブル型ファンドとは

ブル型ファンドとは、相場が上昇すれば利益が得られることを目的とした投資信託のことです。投資対象を先物オプションなどの日経平均株価TOPIXなどの株価指数としていたり、為替債券などとしていることが多いです。投資対象が値上がりすれば利益が出て、値下がりすれば損失が出る仕組みになっています。

金融市場では、上昇相場(強気相場)のことを「ブル(Bull)」と言ったり「ブルマーケット」と言います。「Bull」とは雄牛のことを指しており、雄牛は攻撃の際、角を下から上へ突き上げることから、その動作に例えて「ブル」や「ブルマーケット」と言われています。


スイッチング

ブル型ファンドとは逆に、相場が下落すれば利益が得られる投資信託を「ベア型ファンド」と言います。ブル型ファンドをベア型ファンドは「セレクト型」になっていることが多く、ブル型とベア型を乗り換えれる「スイッチング」ができるようになっていることが多いです。






ブル型ファンドの特徴と注意点

日経平均株価に連動するブル型ファンドでは、「1倍」や「2倍」といった倍率が付けられていることがあります。これは、その投資信託が基準としている指数の値動きを上回る投資成果を目指す投資信託を意味しており、例えば「日経平均株価に連動するブル型2倍の投資信託」であれば、日経平均株価が1%上昇すれば投資信託の基準価額は2%上昇します。要するに、基準としている指数の値動きより、その倍率分値動きが大きい投資信託ということになります。「日経平均株価に連動するブル型3倍の投資信託」であれば、日経平均株価が1%上昇すれば投資信託の基準価額は3%上昇します。

注意しておかなくてはならないのは、ブル型ファンドで倍率が付いている場合、その倍率分だけ損失も大きくなるという点です。例えば「日経平均株価に連動 するブル型2倍の投資信託」であれば、日経平均株価が1%下落すれば投資信託の基準価額は2%下落してしまいます。倍率が高ければ高いほどリスクも倍増しますので注意が必要です。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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