公社債投資信託とは公社債投資信託(こうしゃさいとうししんたく)とは、債券だけで運用する投資信託のことです。株式を組み入れないのが特徴の投資信託です。株式が少しでも組み入れられれば「株式投資信託」に分類されます。公社債投資信託の代表はMMF、MRFなどで、安全性が比較的高い投資信託として認知されています。 |
公社債投資信託は、リスク資産(危険資産)である株式を組み入れない投資信託ですので、株式投資信託よりリスクが少ない投資信託とされています。元本(がんぽん)を割り込みにくい投資信託として認知されやすいですが、元本保証がある投資信託ではないので注意が必要です。
公社債投資信託と株式投資信託の違いは、上記のリスクの違いの他に、将来の収入がある程度わかるかわからないかの違いがあります。株式投資信託の場合、企業業績によって株式の価値は変わりますし、配当の額も変わってきます。ゆえに、将来どの程度利益が出るのか損失が出るのかは予測できません。一方、公社債投資信託の場合、債券には購入前に償還される時の金額や利子の金額が決められていますので、将来どの程度利益が出るのか見通しが立てやすいです。ただし、債券の発行体がデフォルトを起こすことも考えられるので、その点は注意が必要です。
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