運用報告書とは運用報告書(読み方:うんようほうこくしょ|英語:investment report)とは、投資信託の運用状況や今後の運用方針が記載された報告資料のことです。運用報告書には、運用期間中に基準価額がどう推移したのかや今後の投資環境について、また、ファンドマネージャーのコメントなどが記載されています。 運用報告書はいつ発行される?運用報告書は、投資信託の決算の際に発行されて投資家に交付されるほか、決算までの間の運用状況がわかるように、週一回(週次)や月一回(月次)で発行される投資信託もあります。 |
投資信託は、運用のプロであるファンドマネージャーが投資家から集めたお金を運用しているので、利益が出るも のだと思われている方も多いかもしれませんが、ファンドマネージャーも腕の良い人と悪い人がいて、投資判断を間違えることも多いですし、損失が出ることも多々あります。ゆえに、投資信託を購入した際は、必ず運用報告書を見て運用成績や運用状況をチェックして、今後も継続してその投資信託を保有し続けるか検討しなければなりません。
そこで、以下に投資信託の運用報告書を見る際のポイントについて紹介します。以下のポイントをおさえながら運用報告書を見るようにしましょう。
目論見書と
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まずは実際の運用が目論見書通りに行われているかを確認。 |
基準価額 |
基準価額は順調に推移しているか。 |
ベンチマーク |
その投資信託がベンチマークとしている指標は何かをチェックし、その指標に対して運用成績がどの程度上回っているのか下回っているのかを確認し、運用成績の良し悪しを判断する。 |
コメント |
ファンドマネージャーのコメントを見て、今後の投資環境の見通しをチェック。 |
為替 |
その投資信託が為替の影響を受ける投資信託であれば、為替動向の推移をチェック。 |
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