アダム・スミスは、何でも放っておけばうまくいく、という考えの持ち主です。
ー市場に任せておけばいいー
市場は利己心によって競争することで、資源の最適配分は量られる。うまくいけば売れるし、ダメなモノは消える。それでいい。それらは政府など上のものが口出しすることではない、と。
モノの値段は利己心で決まる。商売人が値段を下げるのは客のためではない。それでも利益が出るから下げるのだ。人は自分の利益のために商売をするのだから・・・。アダム・スミスは、そう考えたのです。
ー市場に任せておけばいいー
自由放任のアダム・スミスですが、それでも政府がやらなければならないものがある、としています。
それは、
・国防 |
この3つは、政府がやるべきことである、と指摘しました。
ただし、アダム・スミスが言うように、市場を自由放任にしてしまうと、市場はこれまで以下の点で失敗してきました。
@独占 |
:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ |
→カール・マルクスとはへ進む
←分業すれば国は豊かになるーアダム・スミスーへ戻る