デリバティブ(英語:derivatives)とは、「金融派生商品」と呼ばれるもので、英語の”derive”(〜に由来する)の名詞形で「由来するもの」、「派生したもの」という意味のある言葉です。ゆえに、デリバティブには由来した(派生した)元のものがある、ということになります。 デリバティブの元になる代表的なものとしては、金利や債券、通貨、株価指数などがあります。要するにデリバティブとは、金利や債券、通貨、株価指数などの金融商品を原資産として、そこから派生された商品、ということになります。
デリバティブの特徴は、その元となるものの価格が動くとそのデリバティブの価格も動くということです。原資産から派生した金融商品ですので、原資産と関連を持っているのです。 ただし、デリバティブは原資産とは違った性質を持っていて、複雑な形で価格が連動しています。原資産は数%しか動いていないのに、デリバティブはそれより大きな%で動くこともあるのです。デリバティブという言葉は、先物やオプション、スワップなどの総称としても用いられ、原資産との複雑な価格の連動は、それらの取引によるものとなります。少し難しい面もありますが、当サイトでは、以後、先物やオプション、スワップについて解説していきますので、徐々に学んでみてください。
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