プット・コール・レシオ(英語:PCR|Put/Call Ratio)とは、オプション取引において、プット・オプション(売る権利)とコール・オプション(買う権利)のどちらの建玉残高が多いのかの割合を示す指標です。プット・オプションの建玉残高をコール・オプションの建玉残高で割って算出されます。
プット・コール・レシオは、プット・オプションの建玉残高が増えれば上昇し、コール・オプションの建玉残高が増えれば低下します。すなわち、相場に弱気な投資家が増えれば上昇し、強気な投資家が増えれば低下する指標です。 プット・コール・レシオは、通常0.10から1.00で推移するのが一般的ですが、相場急落時などでは4以上など大きく上昇することがあります。
プット・コール・レシオの推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで確認できます。
米国(アメリカ)のCBOE(シカゴオプション取引所)のS&P500のプット・コール・レシオの推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」で確認できます。
姉妹サイト「株式投資大百科」より
姉妹サイト「株式マーケットデータ」の公式SNSです。
株式マーケットデータは、わかりやすい解説を見ながら投資のデータ分析できるサイトです。他にないデータを数多く揃えており、投資に役立つ情報をお届けしますので、よかったらフォローしてください。
公式Threads(スレッズ)はこちら 公式インスタグラムはこちら
← クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)とはへ戻る | トップ | スワップとはへ進む →
※その他「デリバティブ」に関する記事は以下
事前知識
金利とは
債券とは
現在価値・将来価値とは
デリバティブの基礎知識
デリバティブとは
デリバティブ取引をする目的
デリバティブ取引の利用方法
ヘッジとは
裁定取引(アービトラージ)とは
スペキュレーション(投機)とは
デリバティブの種類(先物・オプション・スワップ)
レバレッジ効果とは
先物取引の基礎
先物取引とは
現物とは
先物の市場についてーCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)とはー
証拠金・差金決済とは
先物価格と現物価格の連動
通貨先物取引とは
株価指数先物取引とは
先物と先渡しの違い
日経平均・配当指数先物とは
東証マザーズ指数先物とは
オプション取引の基礎(1)
オプションとは
オプション取引の権利と義務
コール・オプションとは
プット・オプションとは
オプション取引の買いと売りとは(オプション取引の4パターン)
プレミアム(オプション料)とは
ストライク・プライス(権利行使価格)とは
行使期間(アメリカンタイプとヨーロピアンタイプ)
ボラティリティとは
イン・ザ・マネー(ITM)、アット・ザ・マネー(ATM)、アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)とは
オプションの建玉の見方
オプション取引の基礎(2)
オプション取引のレバレッジ
キャップとは(オプション)
フロアとは(オプション)
カラーとは(オプション)
デルタ/ガンマ/ベガ/セータ/ローとは(オプションの指標)
通貨オプションとは
株価指数オプションとは
合成ポジション(ストラドル・ストラングル)とは
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)とは
プット・コール・レシオとは
スワップ取引の基礎
スワップとは
金利スワップとは
LIBORとは
通貨スワップとは