現物
現物(げんぶつ)とは、実際にある商品のことです。市場で実際にある商品の取引を「現物取引(げんぶつとりひき)」といいます。例えば、スーパーで食品を買ったりするのは、実際にある商品を取引していますので現物取引となります。
通常、現物取引を「現物取引」と言ったりはしません。ですが、株式市場では、実際にある株式を取引するほかに、信用取引であったり、先物取引、オプション取引、スワップ取引などがありますので、それらと区別するために、一般的に現物の株式を取引することを「現物取引」といっています。
株式
株式(かぶしき)とは、株式会社が資金を調達するために発行する有価証券です。簡単には、株式会社の所有権です(株式会社に対する出資者の持ち分)。それを株式という形で表しています。 株式は、法律上では「株主の権利」です。お金を出資した証拠として出資者に株券を発行して、それを表しています。出資したお金は「資本金」といい、出資者は「株主(かぶぬし)」と呼ばれます。企業は調達した資金等から経営を行って利益を出し、その利益の中から株主に配当や株主優待を出します。出資者の持ち分は「1株」という単位に分割され、それぞれの株主の持ち分の大きさは株数で表されます。
株式会社
株式会社とは、株式を発行して資金調達し、その資金で事業を行う会社です。つまり、株主で構成された会社ということです。
有価証券
証券(しょうけん)とは、財産上の権利を表す証書です。証券は、一定の権利と義務・法律上の効力を持っている金融商品取引法の「金融商品」にあたります。財産的価値がある株式や債券などを「有価証券(ゆうかしょうけん)」といいます。
金融商品
金融商品(きんゆうしょうひん)とは、預金や保険、株式、投資信託、外国為替、債券、またそこから派生したデリバティブなど、銀行や保険会社、証券会社などが扱う商品です。
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