先物取引は、英語で「futures(フューチャー)」と言われ、先渡取引(さきわたしとりひき)は「fowards(フォワード)」と言われます。
ともに将来取引する価格を今決める取引なのですが、相違点がいくつかあります。
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取引場所の違い
先物取引は必ず取引所で取引されますが、先渡し取引は店頭取引(OTC)、相対での取引となります。
規格品か注文品かの違い
先物取引は取引所で取引しますので、取引所が提供する規格品での取引となります。
先渡し取引の場合は店頭取引(相対での取引)となりますので、その場で取引内容を決めれる取引です。
決済の違い
先物取引では決済日より前に反対売買をして決済を行うことができますが、先渡し取引の場合は通常、決済日に契約の決済を行います。
信用リスクの違い
先物取引は取引所で取引が行われますので、清算も取引所となり、信用リスクはほぼありません。
先渡し取引は相対取引となりますので、相手の信用リスクが生じてきます。
証拠金の有無の違い
先物取引はまずは証拠金が必要となる取引です。
先渡し取引は相対取引のため、証拠金は不要です。
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姉妹サイト「株式投資大百科」より
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