財投債とは｜株初心者のための株式投資と相場分析方法

財投債とはCONCEPT

財投債とは

財投債（読み方：ざいとうさい｜英語：FILP bond／Fiscal Investment and Loan Program bond）とは、「財政投融資特別会計国債（ざいせいとうゆうしとくべつかいけいこくさい）」の略称で、財政投融資を行う資金を調達するために国が発行する国債のことです。

財投債の発行収入は、財政投融資特別会計の歳入の一部となります。発行の限度額は国会の議決を受け、発行は通常の国債と合わせて行われています。金融商品の商品性も通常の国債と変わらず、各年度の国債発行計画の中において財投債は国債の一種として位置付けられています。

財投債と赤字国債との違い

財投債は、償還や利払いが財政融資資金の貸付回収金などによって賄われ、一般政府の債務には分類されません。また「国及び地方の長期債務残高」（利払・償還財源が主として税財源により賄われる長期債務を国・地方の双方について集計したもの）にも含まれません。

一方、通常の赤字国債は、償還が租税などによって賄われ、一般会計の歳出の財源となります。

すなわち、財投債は一般会計でなく特別会計に分類され、国連（こくれん）などの取り決めによって、財投債は国の借金として計上されません。

租税とは

租税（そぜい）とは、国や地方公共団体が、経費に充てるために強制的に国民や住民から徴収する金銭のことです。

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