日本10年国債とは｜株初心者のための株式投資と相場分析方法

日本10年国債とはCONCEPT

日本10年国債とは

日本10年国債（読み方：にほんじゅうねんこくさい｜英語：japan government bonds 10 year）とは、日本国政府が国の運営に必要な資金を集めるために発行する償還期間が10年の国債のことです。毎月入札によって発行されており、新規に発行される償還期間が10年の国債を「新発10年国債」といいます。
国債は国が発行する債券であるため、信用度が高い金融商品とされており、中でも「新発10年国債」は売買も活発なため、その「流通利回り」は、長期金利の代表的な指標となっています。

長期金利は、個人向けの住宅ローンの金利や長期プライムレート、財政投融資金利（政策的に必要性があるものの、民間では対応が困難なプロジェクトの実施を可能とするために供給する財政投融資資金の預託金利及び貸付金利）の金利に影響するため、日本経済への影響は大きく、その動向は金融政策にも影響するため、長期金利の指標となる新発10年国債利回りの動向は、とりわけ金融市場で注目されます。