テーマ株とは・関連銘柄とは
株式市場でその時テーマ(話題)となっている「テーマ株」や、そのテーマに関連する「関連銘柄(関連株)」は、企業業績に関係なく買われるなどして株価の変動率が高いため手掛けたいと思っている投資家も多いです。そういった銘柄を見る際のポイントを以下に記しておきますので参考にしてください。
※テーマ株や関連銘柄は、株価の上昇の初動に乗れていないのであれば基本的に手を出すべきではないです。
※参考:テーマ株・関連銘柄の探し方
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テーマ株物色のポイント
テーマ株を物色する際は、「早さ」が勝負の分かれ目です。テーマ株は思惑の段階で連想買いが入って、実際にそのテーマに入っていない銘柄も買われやすくなり、幅広く物色されて勢いを持つのが特徴です。
しかし、時間が経って実態買いになると、銘柄が限定されて値動きも小さくなってしまいます。テーマというのは、すぐに業績に繋がらないので、マーケット全体の状況とテーマの人気度合いで株価の動きは決まります。ダメな時は株価は一気に下がります。
ゆえに、テーマ株を物色する際は、初動の段階で素早い売買で一気に物色する、といった割り切った投資をするのがポイントです。株価が盛り上がりを終えたら急落は一気にきて、その後、長期下降トレンドとなるのが常ですので、初動以外では乗らず、高値掴みをしてしまいそうなポイントでは一切手を出さず、判断を間違えたならすぐに損切りを実行するのが大切です。基本的に損切りが上手くないのであれば、テーマ株物色は避けるべきです。
関連銘柄の物色のポイント
テーマの関連銘柄を手掛ける際は、その企業の業績に対して、そのテーマがどの程度売上に貢献するのかをチェックすることが非常に大切です。売上への貢献が少ない場合は、テーマ関連として一瞬大きく上がっても、結局は業績に変わりがないため、株価は上昇前の水準に戻りやすいです。関連性が薄い企業であればあるほどその動きは顕著となりますので、上昇の初動に乗れていないのであれば一切手を出さず、初動に乗れていたとしても株価急落はすぐに来る可能性が高いので、素早い利益確定をすることが大切です。また、利益確定をした後、株価がまだ上昇しそうでも、もう手は出さない方がいいです。一度これ以上は上がらないと思って利益確定したのですから、その判断に従って、それ以後は見送る方が賢明です。そこでまた買ってしまって高値掴みになるケースが多いので注意が必要です。
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