スタンピードとは
スタンピード（英語：stampede）とは、群衆などがあるキッカケを機に、一気に一方向へ流れる突発的な行動のことです。パニック状態で大挙して逃げたり押し寄せたりすることをいい、「スタンピード現象」ともいいます。
もともとは、牛の群れが銃声をキッカケに一気に一方向へ逃げ出すことを表した言葉ですが、金融市場 でも投資家の心理を表す言葉として使われます。
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株式市場で起こるスタンピード現象に注意！
スタンピード現象は株式市場で起こりやすい現象です。例えば、予想外の出来事が起こって株価が急落した時などは、スタンピード現象が起こりやすいです。株式はリスク資産（危険資産）ですので、急騰急落が起こりやすい金融商品です。何か悪材料が出れば、すぐ逃げたいという投資家心理が働きやすいため、株価急落をキッカケにスタンピード現象が起こり、投資家はパニック状態に陥って一気に売りの一方向に流れて「狼狽売り」が加速しやすくなります。
スタンピード現象は続けてくることもある
株式市場に激震が走るような急落があれば、上記のようなスタンピード現象はしばらく続くのが一般的です。スタンピード現象の影響で狼狽売りがしばらく続いた後、一旦相場が落ち着いても投資家の腰は引けたままなので、その状態の時に何かマイナスの材料が出れば、さらにスタンピード現象を起こす可能性が高いので注意しておきましょう。
投資家心理の動向は恐怖指数で見よう
株価急落などで投資家心理が悪化して市場でスタンピード現象が起こった際は、「恐怖指数」と呼ばれる投資家心理を表す指標を見て、投資家心理の動向を確認しましょう。日本株の場合は「日経VI」、米国株の場合は「VIX指数」を確認すれば、投資家心理が把握しやすいです。各指標の見方はリンク先を参照してください。
日経VI・VIX指数の推移
日経VIやVIX指数などの推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで確認することができます。
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