リセッションとは
リセッション(英語:Recession)とは、景気後退を指す言葉です。
景気は循環的に表され、景気循環は2局面に分けられる場合と4局面に分けられる場合があります。
景気循環局面の分割
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1循環
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2局面
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景気拡張局面→景気後退局面
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4局面
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回復→好況→後退→不況
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このうちリセッションは、2局面では「景気後退局面」、4局面では「後退→不況」の状態を指す際に使われます。また、リセッションがより深刻化すると「恐慌」と言われます。
リセッションの定義と判定
リセッションは、日本では景気動向指数のDIが50%を割ればリセッションと判定されます。欧州の場合は2四半期連続でGDPがマイナスとなればリセッションと定義しており、米国では全米経済研究所(NBER:The National Bureau of Economic
Research)の景気循環日付決定委員会が、重要な経済活動の衰退が経済全体に広がり、それが数か月以上続いていればリセッションと判定しています。
米国の景気後退期間の推移
米国の景気の転換点を判定している全米経済研究所(NBER)公表の米国の景気後退期間は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで掲載しています。
景気後退確率の推移(チャート含む)
米国の景気後退確率(NY連銀公表分)の推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで掲載しています。
景気循環の期間
景気循環がどのくらいの期間で循環するかは諸説あります。代表的なものに以下のような説があります。
姉妹サイト「株式投資大百科」より
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