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リーマン・ショックの影響(その後)

リーマン・ショックの影響(その後)



リーマン・ショックが起こり、金融機関同士で疑心暗鬼が高まり、金融機関同士でのお金のやりとりが世界的にストップしました。銀行はお金を貸さなくなってしまったのです。

そのしわ寄せが大きくきたのが自動車です。

自動車は、概ねローンを組んで買います。銀行がお金を貸してくれなくなったので、自動車が売れなくなったのです。株価下落。この流れは拡がりをみせ、米国の大手自動車会社であるGMが経営破たん。日本の自動車会社トヨタやホンダ、日産も米国で車が売れなくなってしまいました。これで一気に世界の景気が悪くなってしまったのです。



リーマン・ショック後、政権交代

リーマン・ショック後、リーマン・ブラザーズを救済しなかった共和党にかわって、米国では民主党のオバマが政権を握りました。リーマン・ショックによって経済景気が落ち込んでしまったので、共和党は支持率を失ったのです。民主党は「大きな政府」を目指す党です。公共事業を増やして経済を立て直しました。これと同様の動きが世界にも拡がり、世界各国も経済を立て直しました。ですが、公共事業を増やして経済を立て直す政策は、同時に大量の赤字国債を発行しますので、国の借金が増えましたし、その国債は満期時にお金は返ってくるのか?という不安が世界で起こり、国債の信用不安につながりました。


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