NAHB住宅市場指数とは
NAHB(英語:National Association of Home Builders)住宅市場指数とは、全米住宅建設業者協会が発表する、米国(アメリカ)の住宅建設業者の景況感を示す指標のことです。
NAHB住宅市場指数は、実際の大工などから得た景況感を示す指標で、米国の住宅の実際の動きがわかる指標として注目されます。NAHB住宅市場指数は、全米住宅建設業者協会に加盟している住宅建設業者に6か月後の住宅販売の予測をアンケートで回答してもらい、その結果を指数化しています。
住宅市場の景況感は、景気の動向と密接に関係してきます。米国の雇用情勢や住宅ローンの金利、景況感などが反映されるのが住宅市況ですので、NAHB住宅市場指数の動向は景気をはかる指標として使われます。
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NAHB住宅市場指数の見方
NAHB住宅市場指数は、50を分岐点とした指標で、
- NAHB住宅市場指数の数値が、50を上回れば景況感は良い(景気拡大)
- NAHB住宅市場指数の数値が、50を下回れば景況感は悪い(景気後退)
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を示します。ただし、住宅や建設の経済指標は、天候や災害の影響を受けやすい指標ですので、それを考慮して数値を見る必要があります。
NAHB住宅市場指数の推移はこちら
NAHB住宅市場指数の推移(チャートと時系列)は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで掲載しています。
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