失業保険申請件数とは失業保険申請件数(読み方:しつぎょうほけんしんせいけんすう|英語:continuing jobless claims)とは、米国の労働省が毎週発表する、米国で新しく失業保険給付を申請した件数のことです。失業保険申請件数は、失業者がはじめて失業保険給付を申請した件数の数値ですので、米国の失業率の先行指標として注目されます。 |
失業保険申請件数が増えていると失業者が増加していることを意味しますので、米国の雇用情勢の悪化が懸念されます。逆に、失業保険申請件数が減っていると失業者が減少していることを意味しますので、米国の雇用情勢の改善が好感されます。失業保険申請件数は、米国の失業率同様、米雇用統計の先行指標としても使われやすく、40万人を下回るかどうかが雇用改善の目安とされています(リーマンショックの時は失業保険申請件数が40万人を超えていたため)。
ただし、米国では失業保険に加入していない労働者もいますので、必ずしも米国の雇用の実態を示しているとは言えないということは注意しておかなくてはなり
ません。失業保険申請件数は毎週発表されるという速報性から、米国の景気動向に素早く反映する指標として景気の先行指標として捉えられることが多いです。概ね景気に3か月程度の先行性があるとされています。
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7月の第1から第2週は、例年、自動車業界が工場の稼働を中止するので、失業保険申請件数は増加しやすい傾向にあります。
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