米国の貿易収支(International Trade in Goods and Services)とは、米国の商務省が毎月発表する、米国における輸出と輸入の差額のことです。ドルが中長期的に下落している時に注目を集めることが多い経済指標です。
貿易収支=輸出額−輸入額 |
貿易収支の数値がプラスで出ると、輸出が輸入より大きいことを示していることになります。逆に、貿易収支の数値がマイナスで出ると、輸出が輸入より小さいことを示していることになります。貿易収支の数値がプラスの場合を「貿易黒字(ぼうえきくろじ)」、マイナスの場合を「貿易赤字(ぼうえきあかじ)」と言います。
米国は輸入の方が多い国ですので、貿易収支は赤字で出ることが多いです。以前は、米国の対日での貿易赤字に注目が集まっていましたが、現在ではそれよりも対中での貿易赤字が拡大していますので、そちらの方が注目度は高いです。よって、米国の貿易収支を見る時は、その赤字幅の増減に注目が集まります。ただし、赤字幅が大きくなったからと言って、一概にそれが問題視されるということではありません。米国の貿易収支は、米国の「対米証券投資」の収支と合わせ てみられることが多く、「対米証券投資」の数字を見て、米国が海外からどれだけ収益を上げれているかとの合算で見られることが多いです。
米国の貿易収支の推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで確認することができます。
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