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預貸率とは(解説と見方)

預貸率とは

預貸率とは

預貸率(読み方:よたいりつ|英語:loan deposit ratio)とは、銀行(金融機関)の預金に対する貸出金(融資)の比率のことです。銀行(金融機関)が預金をどれだけ融資に回しているかを示す指標で、以下の計算式で算出されます。


預貸率(%)=
貸出金/(預金+譲渡性預金)×100






預貸率の見方

預貸率が
高くなる

企業の資金需要の高まりを示します。デフレ脱却局面等で企業が競争力強化のための設備投資が活性化するような状況下等で高まります。

預貸率が
低くなる

企業の資金需要が低いことを示します。銀行は貸出をしても不良債権化してしまうのを恐れて中小零細企業への貸出を縮小していると低くなりやすいです。銀行は企業への貸出を縮小していますので、資金の運用は国債などに傾きやすくなります。

預貸率が
100%以上

銀行が預金以上の貸出を行っており、預金に加えて銀行が市場から資金を調達している状態です。この状態を「オーバーローン」と言います。資金を調達する際の金利市中(市場)金利に連動している場合は、市場金利が低下すれば貸出の際の金利も低下しますがコスト縮小で補える側面もあります。

預貸率が
100%以下

銀行が預金の範囲内で貸出を行っており、資金に余裕がある状態です。市場金利が低下してもプラス面は小さくなります。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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