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消費者信頼感指数

消費者信頼感指数

消費者信頼感指数とは

消費者信頼感指数（読み方：しょうひしゃしんらいかんしすう｜英語：CCI／Consumer Confidence Index）とは、米国の民間経済研究所が毎月発表する、消費者の景気に対するセンチメントを指数化した指標のことです。

消費者信頼感指数（CCI)は、平均的な消費者（約5000世帯）に対してアンケート調査を行って、消費者の景気に対するセンチメントを指数化したものですので、個人消費の動向を把握するために使われる指標となります。また、消費者信頼感指数は米国GDPの関連性が高く、米国株や債券の先行指標として使われることが多い指標です。個人の消費の動向というのはGDP（国内総生産）の2/3を占めますので、これまで歴史的にも消費者信頼感指数はＧＤＰの先行指標となっていますし、米国債との関連性が高いことから注目度は高いです。

ただし、消費者信頼感指数は、米国の規模に比べれば「5000世帯」と比較的小さい規模のアンケート調査の結果なので、米国のＧＤＰと相関性が崩れることもありますし、アンケート調査には時間がかかりますので、先行指標より遅行指標として見られることもありますので注意が必要です。





消費者信頼感指数の見方

消費者信頼感指数は、前回の調査結果との対比で見ることが大切です。


  • 前回より消費者信頼感指数の数値が上がっていれば、米国の消費が上がってきている（景気拡大）
  • 前回より消費者信頼感指数の数値が下がっていれば、米国の消費が下がってきている（景気後退）

を示します。（消費者信頼感指数は、1985年の調査結果を100として、その対比でインデックス化された数値です。）
米国は、GDP（国内総生産）の7割が個人消費で占められています。米国は消費大国なのです。よって、米国の消費者信頼感指数は非常に重要ですのでチェックしておきましょう。


：姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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