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中古住宅販売件数

中古住宅販売件数

中古住宅販売件数とは

中古住宅販売件数(読み方:ちゅうこじゅうたくはんばいけんすう|英語:Existing Home Sales)とは、米不動産業者協会(NAR:National Association of Realtors)が毎月発表する、米国の一戸建中古住宅の動向を示す指標のことです。







中古住宅販売件数の見方(相場への影響)

米国の住宅販売は、90%以上が中古住宅となっています。その規模は非常に大きく、新築住宅と中古住宅の規模は10倍程度違います。中古住宅の販売件数の伸びが米国の住宅の行方を左右しやすい面がありますので、中古住宅販売件数の動向は注目度が非常に高いです。

住宅は非常に大きな買い物であるため、その動向は景気の動向と密接に関係してきます。米国の雇用情勢や住宅ローンの金利景況感などが反映されるのが住宅市況ですし、住宅の中でも米国の住宅販売の90%以上を占める中古住宅の動向は、住宅指標の中でもとりわけ重要視されます。株式市場為替市場債券市場の相場に影響しやすい経済指標であることから、重要な指標として確認しておくべき経済指標です(米国が住宅バブルにわいた2005年は、年率換算で700万件程度、住宅低迷期で450万件程度が記録されています)。
中古住宅販売件数が上昇していれば、今後の景気拡大や住宅価格上昇が見込まれるためドル買い要因となります。


中古住宅販売保留指数を見ておこう

米国では、中古住宅の売買契約成立から最終引渡しまでは、通常1カ月から2カ月程度かかります。最終引渡しが済めば中古住宅販売件数に集計されますが、売買契約成立時点では集計されませんので注意が必要です。売買契約成立時点に集計される指数として「中古住宅販売保留指数」があり、この指数が中古住宅販売件数の先行指標として考えられていますので、合わせて見ておくと米国の中古住宅の動向が探りやすくなるでしょう。






米国の中古住宅販売件数の推移はこちら

米国の中古住宅販売件数の推移(チャートと時系列)は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで掲載しています。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ

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