独ZEW景気期待指数とは独ZEW景気期待指数(景況感調査)とは、民間の調査会社であるZEW(欧州経済センター)が毎月中旬にユーロ圏ZEW景況感調査とともに発表する、ドイツの景況感を指数化した経済指標のことです。本指数は機関投資家や経済アナリスト約350人に、今後6カ月の景気の見通しについてアンケート調査し、楽観的な回答から悲観的な回答を引いた比率が発表されます。 |
ドイツは、ユーロ圏の中で経済規模が最も大きい国なので、独ZEW景気期待指数の動向は、ユーロの動向に大きな影響を与える指数として見られます。
独ZEW景気期待指数は、50を景況感の分岐点としており、50を下回れば景況感が悪く、50を上回れば景況感が良いとされ、景気の先行指標として扱われます。
独ZEW景気期待指数と似た指標に「独IFO景況感指数」がありますが、独ZEW景気期待指数の方が早く発表されるため、独IFO景況感指数の先行指標としても扱われます(約1カ月の先行性があるとされています)。また、独ZEW景気期待指数は、独鉱工業生産に6カ月程度先行性があるとされています。
雇用
生産
物価
景況感(センチメント)
貿易収支
雇用
生産
物価
景況感(センチメント)
小売
住宅
その他
もっと詳しく
→独鉱工業生産(IIP)へ進む
←独IFO景況感指数へ戻る