消費活動指数とは消費活動指数(読み方:しょうひかつどうしすう|英語:consumption activity index)とは、日本銀行(日銀)が毎月第5営業日の午後2時に公表する、小売店や病院、自治体などを調査対象に、供給側の統計のみで作ったGDPの6割弱を占める個人消費の動きを正確に捉えるための指標のことです。 |
消費活動指数は、商業動態統計や特定サービス産業動態統計調査など政府統計、自動車や外食では業界団体の統計を使い、店舗を構える小売店のネット販売も指数に反映されることもあり、月次や四半期の短期的な消費活動を把握することが可能となっているため、速報性が高く、各種マインド指標との相関性が高い指数となっています。
これまで消費系の指標としては、家計調査や商業動態統計などがあり、それらは四半期ごとに算出するGDP速報の基礎統計となっていましたが、GDPの速報は各四半期末の約1カ月半後に公表されており、消費動向を素早く分析し、政策に反映させることが求められてきたため、速報性のある本指数が開発されました。
本指数は、名目値(物価を加味しない)と実質値(物価を加味する)、旅行収支を調整したものと調整していないものなど複数の指数が公表され、分析目的に応じて使い分けることが可能となっています。本指数は2016年5月13日から公表開始。
雇用
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景況感(センチメント)
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