卸売在庫(米国)とは卸売在庫(読み方:おろしうりざいこ|英語:Wholesale Inventory)とは、米国(アメリカ)の商務省が毎月中旬に発表する、製造業、卸売業、小売業の在庫水準(在庫循環の状況)を示した経済指標のことです。各業種の在庫水準に加えて、耐久財(長期間使用できる有形の製品)と非耐久財に分けて在庫水準が示されます。 |
卸売在庫は少し見方が難しいです。というのも、例えば卸売在庫が増えている場合、予測できる要因が2つあるからです。
1つ目は、景気の悪化によって消費が減少し、モノが売れなくなって在庫が増えていると見ることができます。
2つ目は、景気が回復して消費が増えているため、企業が積極的に在庫を積み増していると見ることもできます。
どちらの要因で在庫が増えているか、この指標だけでは判断できませんので、卸売在庫(米国)を見る際は、他の経済指標と合わせて見る必要があります。卸売在庫(米国)は卸売売上高(米国)と合わせて見ることが多いです。見方については「売上高在庫比率とは(在庫売上倍率)」のページを参照してください。
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