日本銀行の国庫納付金とは日本銀行(日銀)は、日本銀行が得た余剰金(企業の最終利益にあたるもの)を政府に納めています。余剰金は、所要の経費や税金を支払った後の日本銀行の最終的な利益(準備金や出資者への配当分は除く)で、原則としてその95%を政府に納めています。これを国庫納付金(こっこのうふきん)といいます。日本銀行は、各事業年度終了後2カ月以内に国庫納付金を納めることになっており、この国庫納付金が当該事業年度における国の一般会計の歳入となっています。 |
中央銀行(日本の場合は日本銀行)は、独占的に銀行券を発行できる銀行であるため、銀行券を発行することによって得られる中央銀行の利益は公共に還元しなければならない、としている国が多いです。そのため、中央銀行の余剰金は政府に上納する仕組みとなっています。
国庫納付金は、国の一般会計の歳入となりますが、最終的には一般会計の歳出で国民に還元されることとなります。ゆえに、国庫納付金が減少すれば、すなわち日本銀行の余剰金(利益)が減少すれば、国民の負担が増えることにつながります。
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