日柄とは｜株初心者のための株式投資と相場分析方法

日柄とは

株式市場では、株価に影響がある材料が出て、株価が上昇・下落してからの日数のことを「日柄（読み方：ひがら）」と言います。

悪材料が出て株価が下落した日数のことを「日柄調整」と言い、例えば、悪材料が出てまだ日数が経ってない銘柄のことを

「日柄調整ができていない銘柄」
「日柄調整が浅い銘柄」

と言って使われます。逆に、悪材料が出た後かなりの日数が経って、その悪材料の影響が少なくなってきた銘柄のことを

「日柄調整が十分な銘柄」

と言います。

日柄調整ができていない銘柄は、株価が下落から上昇に転じても、少し上がった所で売り圧力に押されて本格的な上昇には転じにくい傾向があります。というのも、悪材料が出て株価が下落（急落）する前の高値で買ってしまっていた投資家は、その投資が失敗していますので、株価が戻ってきたら売りたいと思っています。また、悪材料のニュースをまだ知らない投資家の売りも増えてきます。悪材料が出て株価が下落してから日数があまり経っていない銘柄は、そういった売り圧力が強いので株価は上昇しにくいのです。
逆に、日柄調整が十分な銘柄、すなわち悪材料が出てから日数がかなり経っている銘柄というのは、高値で買ってしまった投資家の売りや悪材料が出て損切りした投資家の売りもこなしており、新たな相場の流れが作りやすくなっている状態となります。

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