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付利（ふり）の引き上げ・引き下げの影響（マイナス金利政策とは）CONCEPT

付利（ふり）とは

付利（ふり）とは、民間銀行など金融機関が日本銀行（中央銀行）に預ける当座預金の超過準備（払い戻し分を超過した金額）に付く利子のことです（詳しくは「付利（ふり）とは」のページを参照してください）。

この付利の引き上げや引き下げは、日本銀行（中央銀行）が行う金融政策の手段の一つです。





金融政策による付利の引き上げ・引き下げ

付利は、金融機関が日本銀行に預ける当座預金の超過準備に付く利子ですので、民間銀行にとっては付利が貸出金利の下限の水準となります。ゆえに、金融政策によって付利が引き下げられると、民間銀行は余剰資金を日本銀行に預けるより運用に回した方が利子を得やすいので、市場にお金が回りやすくなって、景気にとってはプラス要因となると考えられています（付利の引き上げであれば、それと逆となります）。


マイナス金利政策とは

付利は金融政策によって引き下げられるだけでなく、マイナスにすることもあります。これを「マイナス金利政策」といいます。これは自国の通貨安を誘導するために行われる政策で、マイナス金利にすることで市場の資金を他の通貨の運用に仕向けようとする政策です。


：姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ

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