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配当利回りが高くても投資しない方がいい銘柄

配当利回りとは

配当利回りとは

配当利回りとは、1株配当株価で割って表されるものです。

配当利回り(%)=(1株配当/株価)×100

配当利回りとは、購入株価に対する配当金の割合です。配当利回りの数値が高いほど配当をたくさん出してくれる企業、ということになります。配当利回りは、2%以上あれば高配当とされています。ただし、中には5%程度の配当利回りを出している高配当銘柄もあります。







配当利回りが高くても投資しない方がいい銘柄

配当利回りが高い銘柄は、同時に割安株でもあるので(「配当利回りを見て割安株を探す」参照)、配当利回りが高い銘柄に投資すれば株価の上昇も期待できるのですが、配当利回りが高い銘柄でも投資しない方がいい、投資のデメリットとなりやすい銘柄があります。それは以下の条件に該当する銘柄です。


@配当利回りが高すぎる

配当利回りが高すぎる銘柄は減配する可能性が高くなりますので、配当利回りが4%以上ある銘柄への投資は避けたいです。

A配当性向が高すぎる

配当性向が高すぎる銘柄は増配の見込みがほとんどなく、減配のリスクが高まります。配当性向が65%以上ある銘柄への投資は避けたいです。ただし、高い配当性向を目指すと宣言している銘柄は投資対象となります。

B経常利益率が低い

経常利益率は、その企業の収益力を示します。業種によって水準は変わりますが、経常利益率が1%以下の銘柄は収益が不安定なので投資は避けたいです。

C自己資本比率が低い

自己資本比率が低い企業(自己資本比率10%以下)は、少々の業績の悪化や景気の悪化に耐える体力がないので、それだけリスクが高まることになります。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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