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モメンタム銘柄とモメンタムトレード(モメンタム投資)をわかりやすく解説・モメンタム指数

モメンタム銘柄とは?モメンタムトレードとは?

モメンタム銘柄とは

モメンタム銘柄(英語:momentum issue)とは、人気材料株のことです。ハイテク、バイオ、ネット、ロボット関連株など成長期待の高い銘柄のことをいいます。







モメンタムとは

モメンタムとは、価格変化の比率やスピードのことです。つまり、価格の「勢い」を意味します。金融市場では、相場の勢いのことを指す場合が多いです。


モメンタムの強弱の意味

相場の勢いが強いことを「モメンタムが強い」、相場の勢いが弱いことを「モメンタムが弱い」と言います。

モメンタムが強いということは、価格が上がっているから買う人が増えていることを示します。ただし、モメンタムの強さが続かずに弱くなってくると、それまで買っていた人達が利益確定を優先しやすくなりますので、その際の下落がキツくなりやすいです。ゆえにモメンタムが弱くなってくると相場は調整しやすくなります。


モメンタム銘柄の特徴

モメンタム銘柄は、成長期待が高いため株価が一方通行に上昇して、その後は長期的に低迷しやすいのが特徴です。成長期待から急速に上昇した株価はその後、急激に下落。株価は1/3や1/10まで下落することも珍しくなく、下落してからは長期的に低迷しやすい傾向があります(年単位で低迷することも珍しくない)。


モメンタムトレードとは

モメンタムトレードとは、「モメンタム投資」とも呼ばれる、業績や水準ではなく、勢いだけで人気が集中する銘柄を取引することです。材料のある株やテーマのある株、モメンタム銘柄の取引がそれにあたります。モメンタムトレードで物色される銘柄は、PERが100倍以上に跳ね上がることもあり、株価が一方通行的に急速に上昇して、その後は急激に下落して長期的に低迷しやすい傾向があるため、うまく相場に乗れれば短期間で大きな利益を得られる可能性のあるトレードですが、反面、株価の下落も一方通行となり、利益確定損切りでミスをしてしまえば、損失が膨大となりやすいトレードです。相場の変動に素早く対応できない方や投資初心者の方、短期売買に不慣れな方には不向きなトレードと言えます。

モメンタムトレードをする場合は、移動平均線の短期線である5日移動平均線や10日移動平均線を損切りラインとすることが多く、株価が短期線より上にあれば買い向かい、短期線を割ればリスク回避のため必ず損切りする、 といったようなルールを自分なりに決めて、必ずルール通りに売買してリスクを回避することが求められます。損失が出た場合に、それを最小限に食い止められる技術が必要なトレードですので、不慣れな方は不用意に手を出さないようにしましょう。投資は全て自己責任です。リスクが高いトレードは損失が大きくなるということは常に意識しておかなくてはなりません。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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