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特設注意市場銘柄とはCONCEPT

特設注意市場銘柄とは

特設注意市場銘柄とは

特設注意市場銘柄(読み方:とくせつちゅういしじょうめいがら|英語:securities on alert)とは、有価証券報告書などの虚偽記載、財務公認会計士などの不適正意見、上場規約違反、又はその他公益、又は投資者保護などによって上場廃止基準に抵触する恐れが生じたものの、金融商品取引所(証券取引所)の審査の結果、影響が重大とはいえないとして上場廃止に至らず、かつ内部管理体制等について改善の必要性が高いと認められた場合、継続的に投資家に注意喚起をするために金融商品取引所が指定する銘柄のことです。







特設注意市場銘柄に指定されると?

特設注意市場銘柄に指定されると、通常の銘柄とは別に、特設注意市場で取引が売買されることになります。

特設注意市場銘柄に指定された銘柄は、指定から1年を経過する毎に金融商品取引所に「内部管理体制確認書」を提出する必要があり、特段の問題がないと判断されれば、特設注意市場銘柄の指定から解除されることとなります。解除されれば通常の取引銘柄に戻ることになります。

「内部管理体制確認書」に引き続き問題があった場合は、翌年も金融商品取引所に「内部管理体制確認書」を提出する必要があります。引き続き問題があった場合は、翌年も提出する必要があります。「内部管理体制確認書」の提出を3回行っても引き続き問題があると判断された場合は上場廃止となり、整理銘柄に移行することになります。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ

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