ESG投資とは（ESG銘柄とは）｜株初心者のための株式投資と相場分析方法

ESG投資とは（ESG銘柄とは）CONCEPT

ESG投資とは（ESG銘柄とは）

ESG投資とは

ESG（読み方：いーえすじー｜英語：Enviroment Social Governance）投資とは、環境や社会、企業統治（ガバナンス）の3要素に対して、どれだけ優れた経営を行っている企業かを投資判断の材料として投資することです。

通常、株式へ投資する場合は財務内容を重視して投資しますが、ESG投資はそれに加えて、上記のESGの3要素にどれだけ取り組みを行っていて、どれだけ社会的責任を果たしているかも評価の対象となります。

企業のESGへの対応や、投資家のESG銘柄（上記のESGの3要素を満たしている銘柄は東証（東京証券取引所）にESG銘柄として選定される）への投資が拡がると、環境や社会的課題の解決、企業統治が進むことになると考えられていますし、ESGは経営の持続的な成長が見込めるとして、年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）も株式運用においてESG投資を検討する方向となっています。

また、金融庁がまとめる機関投資家の行動指針「日本版スチュワードシップコード」にも、ESG投資の加速を項目として盛り込むようですし、国連も提唱していますので、今後注目できるのではないでしょうか。

ただ、日本国内でのESG投資は運用資産の0.2％程度ですので、現在は普及が進んでいないと言えます。現在、世界ではESG投資は運用資産の2割以上の規模に拡大しているので、今後日本国内でも普及が進むと考えられます。