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シティとは(イギリス・ロンドン)CONCEPT

シティとは

シティとは

シティ(英語:The City)とは、イギリスのロンドンの中心部にある金融街のことです。BOE(イギリスの中央銀行)ロンドン証券取引所(LSE)、世界的保険取引所であるロイズなどが軒を列ねる世界的な金融街です。シティの居住者の人口は約1.2万人。他地域から通勤してくる人口は約32万人。

「シティ」は、単にイギリスの金融業界を表す言葉としても用いられることもありますし、シティの区画範囲の広さが1マイル四方であることから「スクエア・マイル」と呼ばれることもあります。また、世界の資本が集まることから「資本の首都」と呼ばれることもあります。







ロンドン市長

シティの行政は、シティ・オブ・ロンドン自治体が執行しており、首班はロンドン市長(Lord Mayor of London) です。任期は一年で毎年9月29日のミカエル祭で選挙が行われます。

  • シティの首班のロンドン市長(Lord Mayor of London) と、首都ロンドンの行政区画である大ロンドン(グレーター・ロンドン)の行政府を統括するロンドン市長(Mayor of London)は別の存在。

ブレグジットの影響

ロンドンの株式市場はNYや東京に比べて小さいものの、外国為替取引や国際債券発行は群を抜いています。シティーは、世界の金融センターの総合力ではNYと2強の存在となっており、欧州の資産運用の中心となっています。
ただし、ブレグジットの影響で、今後はユーロ建て金融取引の決済が欧州に移る可能性が高く、外国為替取引や通過スワップなどの業務がシティから流出する可能性もあります。金融サービスが中心のシティからビジネスが流出してしまうことが懸念されますし、金融センターがNY1強になる可能性もあります。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ

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