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ニューソブリンとは(銘柄)CONCEPT

ニューソブリンとは(銘柄)

ニューソブリンとは

ニューソブリン(英語:new sovereigns)とは、国債のように安全性が高く、利回りが見込める銘柄のことです。ニューソブリンは「新しい国債」と直訳されています。元々はリーマンショック後の安全志向から波及した投資先の選別法で、その名称はアメリカの投資調査会社によって名付けられました。

リーマンショック後、S&P社は米国債を格下げしました。それにより、米国株の中に米国債より安全性が高い銘柄が出てきました。それに注目した投資家がニューソブリン銘柄を買い始め、ニューソブリン銘柄はS&P500を上回るパフォーマンスを上げた背景があります。



ニューソブリン銘柄の条件

以下のような条件に該当する銘柄がニューソブリン銘柄となります。

大型株であること

高収益であること

高格付けであること

安定配当であること






マイナス金利で注目されるニューソブリン

マイナス金利政策によって国債がマイナス金利となった国では、国債での金利収入が得られませんので、国債に代わる新たな投資先としてニューソブリンが注目されています。マイナス金利政策によって自国通貨安が進み、その恩恵を受けられることに加えて安定配当が見込めるため、ニューソブリン銘柄は投資先として選ばれやすくなります。ただし、そもそもはリスク資産(危険資産)である株式ですので、国債のような安全性を求めるには疑問符がつきますし、テーマ化してテーマ株となってしまえば、それだけリスクが高まる銘柄となる点は注意が必要です。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ

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