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欧州安定メカニズム(ESM)とは

欧州安定メカニズム(ESM)とは

欧州安定メカニズム(ESM)とは

欧州安定メカニズム(英語:ESM/European Stability Mechanism)とは、2012年に発足したユーロ加盟国で財政危機に陥った国や銀行を支援することを目的とした欧州の金融市場の安定をはかる国際公法に基づいた恒久的な金融支援機関のことです。

単一通貨であるユーロを導入している欧州の金融システムは、2010年からのギリシャ債務問題で不安定となりました。その反省から、ユーロ圏全体の金融システムの安定をはかるために発足されたのが欧州安定メカニズム(ESM)です。欧州安定メカニズム(ESM)は「欧州版IMF(国際通貨基金)」とも呼ばれています。



資金

支援する資金の元手は、ユーロ加盟国の出資金や債券で調達し、財政危機に陥った国の申請を受けて支援を行います。支援を受けた国は、それと引き換えに財政再建や構造改革などの条件が課せられることになります。欧州安定メカニズム(ESM)への最大の出資国はドイツとなっています。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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