バイオ株は、現在どれだけ開発案件を持っているかどうかで株価が動く傾向があります。要するに、材料株の面が大きい株として投資家に捉えられることが多いです。バイオ株は、材料次第で大きく上下しますので、株初心者の方は手控えが賢明かと思います。値動きや適正価格は、プロでもわからないとされています。もし手掛けるなら、ロスカットはためらってはいけません。バイオ株は赤字企業であることが多く、将来の見通しも定かではないことが非常に多く、赤字が続けば倒産も十分あり得ると考える投資家が多いので、株価の変動が大きくなりやすく、余程の投資技術がなければ手掛けない方が良いかと思います。
ただし、投資妙味のある株であることも事実です。iPS細胞に注目が集まった局面では「これからすごい新薬が開発されるかもしれない」と、投資家はバイオ株に注目を集め、株価が何倍にも跳ね上がったこともあるからです。
株などの金融商品は、投資家の「期待」が価格動向に大きな影響を与えますので、こういったバイオ株への期待は、より過剰に反応しやすくなり、株価が跳ね上がることが起こったりするのです。ゆえに、バイオ株はよくよくバブル的な相場になることがありますので、投資妙味があるのです。ただし、その反動も相当大きなものとなりますので、注意しなければなりません。上昇しきった株価は当たり前のように1/2、1/5、1/10に下落することがありますので・・・、間違っても信用取引でバイオ株を手掛けるようなことはしてはいけません。また、上昇しているバイオ株も手掛けない方が賢明です。安値で仕込めていないのであれば、手掛けない方がいいです。と言っても、赤字の企業が多いので安値で仕込んでおくことも難しいですが。
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