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減資

減資とは

減資とは

減資(読み方:げんし|英語:capital reduction/reduction of capital)とは、企業が資本金を減らす措置のことです(会社法447条1項)。経営に追いつめられた企業が再建する際によく行う措置です。







減少した資本金はどうなる?

減少した資本金は、資本準備金やその他の資本剰余金に振り替えられます。2006年の会社法施行後は、減資と会社の財産の減少とは切り離されています。資本金の額の減少は、原則、株主総会特別決議が必要ですが、一定の場合は株主総会の普通決議または取締役会の決議でも可能です。


減資による株価への影響

減資は、損失を埋めたり、過大な資本を適正化するために行われます。減資は、資本金を減らす措置で、多くの場合は負債の削減を伴いますので、理論的には株価への影響はありません。しかし、減資は資本金を減らし、株主にも負担を強いる再建手法です。追いつめられた企業が再建のために行う措置です。よって、減資の発表で株価が下がることが多いです。

減資を発表する際には、企業は経営再建策を発表することが多いので、その内容にも注目しましょう。その内容によって投資家がどう判断するか、減資の影響を重く感じるか、これからの経営再建策を重く感じるか、それらによって株価は動くことになりますので、減資の発表後の株価の変動には十分注意して見ておく必要があります。減資発表後は、数日はそれらの投資家の思惑によって株価は乱高下しやすくなりますし、その銘柄のこれからのトレンドが読みにくい展開となることが 考えられます。減資は株価に影響しやすい措置ですので、減資発表後の投資判断は非常に難しくなります。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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