米国の市場では、夏休み時期となる7月のインデペンデンスデーから9月のレイバーデーまでは「サマーラリー」と言って、夏休み前に優良株を買いだめするために、7月は株価が上昇しやすい(強含みしやすい)相場となりやすいのですが、それに反して日本株の方は、7-8月の時期は「夏枯れ相場(読み方:なつがれそうば)」と言って、米国株とは違い、株価は小幅に推移しやすい傾向があります。日本はこの時期に相場が強くなることはあまりありません。日本は基本的にサマーラリーはないのです。日本の株式市場は外国人保有率の高い市場であるため、外国人が夏休み入りするこの時期は商いが増えない、という現象が起こりやすくなります。ゆえに、買いも少ないということになるのです。例え何か材料が出たとしても、外国人投資家が夏休みのため、値動きが鈍いことが多いです。
さらに、7月はイスラム圏ではラマダン入りとなります。ラマダンの時期は、日の出から日没まではイスラムの方は飲食をしてはいけないので、投資意欲も薄れる傾向にあるため、日本市場はさらに商いが増えない時期となりやすいです。
これらのことから、日本株は10月あたりまで弱含みすることがほとんどです。ただし、特殊な要因があればその限りではありませんが。
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