損益計算書の「利益」にあたる「税引前当期純利益」を解説します。
ー損益計算書の構成表ー
税引前当期純利益とは税引前当期純利益(読み方:ぜいびきまえとうきじゅんりえき:英語:income before income taxes/income before tax)とは、経常利益に土地の売却等、特別な収支を加減した利益です。簡単に言うと、法人税など税金が引かれる前の利益です。 |
税引前当期純利益は、経常利益に特別利益を加算して、特別損失を差し引いて求めます。特別利益や特別損失は、その期だけの利益や損失です。会社が支払うべき税金には、法人税、法人住民税、法人事業税があります。これらをまとめて「法人税等」と呼ばれています。
法人税等は、損益計算書の利益ではなく、法人税法上の所得に課税されます。通常、法人税等は税引前当期純利益の40%程度かかります。
素早く企業の黒字か赤字かを判断するには、最終的な利益である税引前当期純利益を見ます。同業他社と比べてみてどうか、前年比と比べてどうなっているかを注意して見る必要があります。
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