自社株買いとは自社株買い(読み方:じしゃかぶがい|英語:share repurchase/share buyback)とは、企業がすでに発行している自社の株式を買うことです。日本では、1990年代の制度整備によって自社株買いが実質的に解禁され、2000年代から自社株買いの総額が増加し、配当総額に匹敵するまでになりました。 |
自社株買いは、企業による発表があった後に株主総会の決議を経て実施されます。この際に発表されるのは、取得株総数の上限と取得価格の総額です。実際にいくらで買われたのかも随時発表されます。
企業が自社の株を買う目的は様々ですが、企業買収時の株式交換に備えるためや、自社の株価下落への対応策として行われることもあります(自社の株数が減れば、1株当たりに対する利益が上昇するため、株価下落への対策となります)。
ただし、理論上は自社株買いは株価に中立と言われています。買付が行われても、必ず株価が上がるわけではないということは気を付けておかなくてはなりません。
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といったことがあります。自社株買いは、株価の変動の大きな要因となりますので注意して見ておきましょう。
企業が自社株買いした株は「金庫株」として企業が保有したり、消却することもあります。消却すれば、買い集めた分だけ株式数は減少します。
:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ |
S&P500構成銘柄の自社株買い額の推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで確認できます。
S&P500日本500指数のうち自社株買い比率の高い銘柄を対象にした「S&P日本500自社株買い指数」の推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで確認できます。
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